
子育てをしている主婦の本音は「幸せ」or「辛い」?
百乃(ももの)です。
子どもが生まれると必然的に「母親」になるんですが 「子育て」していると
・子どもがかわいい
・子どもの成長が楽しみ
・子ども大好き
・・など 幸せを感じることが多いかと思います。
一方で「子育て」していると
・辛い
・しんどい
・泣きたい
・投げだしたい
・子ども嫌い
・・などの気持ちを抱えることも少なくないかも知れません。
私自身、 中学3年生と小学6年生の女の子 2人を育てていて、子どものことは大切ですし、大好きです。
ですが、子どもたちが小さい時は無性にイライラして辛くて、辛くて、全てを投げ出したくなることも多々あったんです。
自分の感情を抑えきれず、叩いてしまうことも・・
(子どもには本当に悪いことをしました)

( 自分が自分でないみたい・・ )
今でこそ、子どもが自分のことは自分でできるようになり、反抗期が無いわけではないけど楽しい時間をたくさん過ごし、「子育てが楽になってきた」という実感が得ることができるようになりました。
なので、私が子育て中に感じた「辛さ」と「あの時の自分に言ってあげたかった言葉」をお伝えすることで、子育てママの抱える辛さなどが少しでも癒されたら幸いです。
出産前に子育てについて話し合うことで子育ての「辛さ」は緩和できる
結婚して夫婦二人で暮らしていた時はお互いに大人なので(夫が若干手がかかったとしても)それなりに生活をしていくことができたと思います。
また、子どもがほしいと思って子づくりしている時や妊娠期間中は、子どもが生まれてからの生活について深く考えていない(考えていても幸せベールで包まれて、いいとこしか見えていないかも・・)ことが多いかもしれません。
なので、本来ならじっくり話し合っておくべき
子どもが生まれてからの生活
・出産後のママの体調の変化や思い
・子育ての方針
・仕事はいつから復帰するのか
・家事の分担はどのようにしていくのか
・育児の分担はどのようにしていくのか
・・が曖昧なままになってしまっている多いんです。
と偉そうに言いましたが、私も「何とかなる」的発想だったんで話し合いなんてしませんでした。
ただ、子どもが生まれてからの生活が曖昧なままだと、出産後に子育てママには様々な困難が待ち受けることになるのかもしれません。
出産後の体調の変化を知って子育ての「辛さ」が乗り越える
出産後は幸せと思ってしまいやすいですが、ママには人生最大級の急激な変化がおきるんです。
主な4つをについてお話ししたいと思います。
1.体が出産でダメージを受けている
骨盤底筋が傷つき、尿もれや臓器下垂のリスクも高くなっています。
なので産後1か月はなるべく横になって、重いものを持ったりしないようにする必要があります。
わざわざ頼むのも・・と遠慮してしまうかもしれませんが、長い目でみた時に、ママがしっかり休んで少しでも早く回復することが家族にとって一番大切なんです。
2.ホルモン環境の変化で少しのことでもイライラ
授乳中は低エストロゲン状態が続き、髪や肌、性器の潤いが低下してしまいます。
髪や肌が荒れると気が滅入ってしまいやすいですが、「今のあいだだけ」と思って保湿するなどケアしてすればいいと思います。
また、エストロゲンには満腹中枢を刺激して食欲を抑えてくれる働きや脂肪の代謝を良くする働きもありますので、授乳中は太りやすくなることもあるんです。
体調を回復しつつ、子どもと散歩したり、栄養バランスの取れた食事にするなど、できる範囲でのコントロールを心掛けてください。
3.精神的な変化
産後数日で約10〜30%の確率で、マタニティーブルースが起こると言われています。
出産直後に感情の起伏が激しくなったり、周りの人に攻撃的になってしまう時期を指す俗語である“ガルガル期”もマタニティーブルースの一種と考えられます。
さらに、約10%の確率で、産後数ヵ月までに産後うつが発症することがあるんです。
マタニティーブルースや産後うつは、子どもに合わせた生活、思うようにいかない子育て、夫や親などの言動、・・など精神的な負荷がかかることで引き起こされたりします。
そのため、精神的な負荷を減らすための予防策として、「妊娠中からマタニティーブルースや産後うつになる可能性があること」を夫や家族に伝えておくといいかもしれません。
出産後は寝る暇もなく子どもの世話に追われる日々の中で、気構えることなく「つらい」「疲れた」「大変だ」「あれをしてほしい」「これを手伝ってほしい」などといった自分の気持ちや要求を言うことができるような環境を作っておくことが大切です。
4.環境の変化
赤ちゃんが2〜3時間おきに泣いて連続で眠れない日が続き、自分の行動が制限されてしまいます。
また、子どもが保育所や幼稚園に通うようになる、仕事を始めるなどがない限り、家に閉じこもりきりになるんです。
会話する相手もいないまま、ただ夫の帰りを待つという生活を繰り返していくと、社会から取り残された気持ちになることもあるんです。
私も子どもから解放されたくて、いつも夫が帰ってくる瞬間を楽しみにしていました。また、話がしたくして仕方がなく、お疲れの夫に一方的にしゃべりかけてうんざりされることもあったんです。

( ママに起こる出産後の変化は大変 )
出産後にこうした様々な変化がママの負担に繋がっているのですが、なかなか理解されにくいところかもしれません。
実際、私も体が復調していない中での慣れない育児をしていましたため、毎日イライラして、泣きたくなって、おかしくなってると思う日もありました。
夫は「無理するな」「家事はできてなくてもいい」と言いましたが、子どもの世話や家事をしないわけにもいかず、忙しい夫は協力できるでもなく、本当にきつかったです。
ただ、今思えば、夫も産後にいきなりしてくれと言われてできなくても仕方がないと思います。
なので、出産後・子育て中、何かしてほしいと思うなら、事前に伝えておいて、夫も協力しやすいように伝えていく必要があるかと思います。
子育て中は無理しない・・「辛く」ならないための自分の甘やかし方
先ほどは出産後に起こるママの変化について話をしましたが、その後も子どもが大きくなるまで子育ては続いていきます。
広辞苑で育児を調べると、『乳幼児を育てること』とあります。乳幼児とは0歳から小学校入学前までが該当するそうで、子どもを1人出産すると「6年間が育児期間」になると言うことです。
確かに、この6年間で子どもは自我が芽生えてかわいい時期でもあり、ママにとっては「辛い」時期でもあります。
ママは子どもの自我の芽生えとともに、イヤイヤ期に振り回され、自分でできるもんと予想外な行動を起こされ、一応会話が成り立つ子どもへと成長するのもただひたすらに耐え抜いていかないといけなんです。
ついカッとなる なんてことも多発するかもしれません。誰でも「大人だから冷静に」なれるときばかりではありません。
子どもに対してイライラしてしまっても、それはそれで当たり前の感情なんです。
ただ、ママ自身も夫や周りの人も世の中も
・子どもに対してイライラするなんて・・
・ママなんだから受け入れないと・・
・・など、ママを責めてしまいやすいかもしれません。
でも、それではママの「辛さ」が増していくばかりです。
そんな時にしてほしいのが「自分を認める」ということなんです。
・頑張っている自分を認める
子育て中は忙しくてゆっくり寝ることができない日が多いと思います。特に、赤ちゃんがぐっすり寝るようになるまで、ママは連続で眠れない日が続きます。
泣いている子どもの泣いている理由がわからないなんてざらにあります。「泣きたいのはこっちだよ」と言いたい気持ちを押さえて、子どもが泣き止むように努力するしかないんです。
赤ちゃんの時期が過ぎても、よくわからない行動に振り回されてハラハラドキドキするなんて日常茶飯事。
本当にキツいですよね。
一生懸命に子育てをしているつもりなのに何か思うようにいかない時には、
・自分の子育ては正しいんだろうか・・
・子どもってこれでいいの?
・終わりがない・・
・・などと不安になることもあるかもしれません。
本当は子どもがかわいいのに、かわいいと思えないぐらい追い込まれる時もあります。
それでも、世の中のママは子育てをして本当によく頑張っていると思います。

( あなたの頑張りを知っている )
だから、世の中のママは自分で自分をうんと褒めていいと思うんです。
・イライラする自分を認める
子育て中って、ついイライラしてしまったり、怒りが爆発してしまう なんてことがよくあるかと思います。
そんな感情をコントロールできない自分を責めてしまうママが多いかもしれません。
でも、ママだって子育ては初めて。だから、
“イライラするなんて当たり前。
人間だもの。”
自分を必要以上に責める必要はないんです。
一生懸命しているからイライラするのは仕方がないと割り切って、イライラした時の対処法を考えていきましょう。
・甘いものを食べる
・深呼吸をする
・その場から離れる
・いっそ、思い切って泣く←意外と効果あり
・・なんでもいいんです。自分に効果的だと思うことを試していき、ルーティン化していけば、感情のコントロールがしやすくなっていくはずです。
イライラする自分に「ダメ出し」なんてしたらダメですよ。
イライラしてもそれでいいんです。そこから、落ち着いたらいいんです。
あっ、忘れないでほしいのですが、イライラしたり怒ったり、感情をぶつけてしまった相手に対して、落ち着いた後にきっちり謝ってくださいね。
その時に、なぜ怒ってしまったのかを伝えていくと、お互いに分かり合っていくことができるかと思います。

( 思いは伝えていく )
・さぼる自分を認める
さぼるというとちょっと悪いことをしているみたいでイメージが悪いかもしれませんが・・
つまりは、ママには子育てから解放される時間が必要だと思うんです。
ママは常に子どもを愛さなければいけない・育てなければいけないと思ってしまうかもしれませんが、理想だけではママの息が詰まって辛くなってしまいます。
適度なスパイスとして、子育てから解放される時間を持つことで、より子どもに対する愛情を深めることになるはずです。
そのために、夫や親、友達など協力が得られるなら、協力してもらいましょう。
もし、夫や親が協力できない方は、自治体や地域の産後ケアサービス(訪問型、滞在型)をうまく利用するのもいいかと思います。
(産後ママが我慢すれば、お金が節約できるのに……なんて思わないで!)
まずは、ママの精神状態が1番。
どんな自分も否定せず、そこからどうしていけばいいのかを考えることができれば、子育てがより楽しくなっていくはずです。
“母親が笑っていないと、家族は笑わない
母親が笑っていると、家族が笑う”
出産後から、私は慣れない子育てがずっと『辛い』と思っていたけど、今思えばそうでもなかったと思うんです。
なぜ、あんなに思いつめていたのか・・
不思議に思うこともあります。
もしあの時、自分を認めることができていたら、また違ったのかもしれません。
ですので、この記事を読んで1人でも多くのママが少しでも肩の力を抜いて楽しく子育てができるようになれば幸いです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
この記事の内容での疑問など質問がありました以下からお問い合わせくださいね。
感想なども大歓迎です。
最後に・・
子育て中は家族との時間を大切にしようと思うとなかなか思うように働けず、収入を得ることが難しいかもしれません。
でも、子どもや家族と、
・外食がしたい
・旅行が行きたい
・子どもに習い事をさせてあげたい
・・などという気持ちもあるなら、少しでも収入を増やせるほうがいいかと思います。
私自身、子育て中に収入の余裕がなかった時には金銭的に辛い思いをしたんです。
でも今は、在宅ワークに出会い、収入を得ることができるようになりました。
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百乃(ももの)